皆さんこんにちは、ミナミ/飲食店/新規開業を熱く応援する不動産営業マンの福地です。
飲食店のお会計を現金で支払う習慣が
根強い日本は、世界的なキャッシュレス化の
流れに遅れをとっています。
世界基準になりつつあるキャッシュレス化の
流れに乗り遅れないために、新しいお金の流れや
仕組みを知っておきましょう。

キャッシュレスとはどんなもの?
「キャッシュレス」とは、「現金を使用しない」取引方法です。
キャッシュレスにはどのような種類があるのか?
クレジットカード、銀行口座振替、デビットカード、QRコード決済、交通系ICカード、Edyなどの電子マネー、などがあります。
このように、「キャッシュレス」な取引方法は、
私たちの生活にも馴染みあるものばかりですが、
日本は諸外国に比べて、キャッシュレス化が遅れています。
なぜ、日本は世界に比べてキャッシュレス化が遅れているのか?
経済産業省によれば、クレジットカードや
電子マネーなどのキャッシュレス決済は
2008年の11.9%から2016年は20%まで増加しました。
しかし、2015年のキャッシュレス決済について
諸外国と比べると、18.4%の日本に対して、
アメリカ45%、中国60%、韓国89.1%となっており、
日本が大きなな後れを取っていることがわかります。
諸外国のキャッシュレス事情はどうか?
なんと!スウェーデンでは7歳からカード決済ができる!
スウェーデンは銀行が主体となってキャッシュレス化を
図っているため、ほとんどの銀行窓口では現金のやりとり
ができなくなっています。
どんな小さなお店でも基本、
現金の取り扱いをしないのだそうです。
中国ではスマホ利用者の約98%が
モバイル決済を利用しているそうです。
中国で主流のモバイル決済の方法は、
スマホアプリとQRコードを利用したものです。
送金サービスのアカウントがあれば、
特別な審査なしで決済することが可能。
スマホアプリとQRコードを使った決済システムは、
非常に簡単な仕組みのため、いろいろな業態のお店で
導入が進んでいます。
このように、世界基準となりつつあるキャッシュレス化の
流れに遅れまいと、2017年に日本政府が掲げたのが、
キャッシュレス決済比率を今後10年間で40%まで
増やすという目標。
2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、
多くの外国人旅行者が増えることなどを見込んで、
宿泊施設や一般店舗にカード決済端末設置を働きかけ、
日本全体でキャッシュレス化を勧めていこうとしております。
キャッシュレス化のメリット、デメリット
【キャッシュレスのメリット】
① 現金を持ち歩かないので安全
② ポイント還元、ポイント使用が簡単
③現金を管理するコスト(時間、人件費等)の削減
【キャッシュレスのデメリット】
①決済手数料がかかる(お店の負担)
②会計簡略化により、お店側とお客さんのコミュニケーションが減る
この先のキャッシュレス化が、飲食業界を大きく変えるかもしれません。
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