サンアクト代表の辰本です。
おかげさまで本日で17期が終了しました。
今期は物件不足に悩まされた1年となりました。
この逆境は何を意味しているのか?
色々と考えることが多い一年でしたが、
今年は色々と【手放す】ことを目標にしました。
これまでは良いことをたくさん取り入れて
それを継続することが正解だと思っていました。
今でも、それが間違っているとは思いません。
しかし、これまでやってきたことに
本当に意味があるのか?
目的・目標に対して効果的か?
何よりもそれを楽しんでやっているのか?
こう自分に問いながら、少しずつ手放していきました。
行動のきっかけとなったのは、昨年7月に初めて行った
カンボジアです。
一言でいうと【価値観】です。
例えば、カンボジアや東南アジアは助け合いの
文化がとても色濃くあります。
お金を持っている人からもらい
恵まれない人を助け合う
だから少し仲良くなると色々とおねだりされます。
お金を貸して
携帯を買って
バイクを買って and so on
日本人の感覚だと、気軽にお金を貸してくれとは
失礼な奴だし、信用できない!となることが
多いと思います。
しかし彼らは全く悪気や罪悪感はありません。
NOと言えば『あ、そうなの、』ぐらいの感じです。
こちらが異文化にお邪魔しているのに
こちらの価値観で物事を判断するのは
ビジネスチャンスや楽しみを減らすことになります。
郷に入っては郷に従え
また、カンボジア人は食事をとても大切にします。
こんにちはと同じぐらい『飯食った?』と
聞かれます。
だからこそ、出されたものは【生もの】以外
すべて食べました。
虫は酸っぱくて苦いです。。
そしてカエルはとってもドブ臭かったです(笑)
私の食べる姿を見てとても喜んでくれます。
意識して踏み込むと、そこには見たことのない
世界があります。
彼らは日本語が話せません。私もカンボジア語は
15ワードぐらいしかわかりません。
しかしnon-verbalでも全く問題ありません。
そもそも彼らは話せないことを気にしてないです(笑)
ここは大きな気づきでした。
丸一日、会話が通じない彼らと行動しましたが
今、この瞬間の共有をとても大切にしています。
この文化の違いを受け入れることは
今年の目標の【手放す】に大きな影響を与えて
くれました。
これまでの私は特に誇れる実績もなく、
会社の経営をして、倒産寸前になり
本当にポンコツ社長でした。
2014年8月1日から脱ポンコツ宣言をして
早起き人生が始まりました。
大阪ミナミ心斎橋エリアに特化した飲食店舗専門不動産会社 株式会社サンアクト 代表の挨拶動画
同年11月には禁煙宣言をして
今年で丸10年となります。
10年間やってきたから一度整理します。
人生は足し算ではなく引き算
幸せは外側ではなく内側にある
楽しいことしか続かない
書き並べると当たり前の事ばかりですが
10年間やってきて見えた私の気づきであり
答えです。
私はあと4ヶ月ちょっとで50歳を迎えます。
私はミナミの街が大好きです。
大阪がそして日本が大好きです。
だからこそ残りの人生をカンボジアとミナミで
何かできないかと考えています。
それを考えるとワクワクして楽しくなります。
人生は有限です。
いつか必ず終わりがきます。
命を燃やすから命は輝く
さて私の使命は??
18期も楽しく仕事をしながら
ミナミで一番役立つ不動産会社を目指します。
お客さま、取引先の方々、ご紹介いただいた
たくさんのご友人の方々、そしてスタッフのみなさん
17期も大変お世話になり、ありがとうございます。
心より感謝申し上げます。
18期もどうぞ宜しくお願いします。