新規でバーを開業される方から
『事業計画書って必要ですか?』と
聞かれることがあります。
必要か?という問いには不要ですと答えます
理由は事業計画書よりもお店の【強みと特徴】を
考える方が重要だからです。
とはいっても、金融機関などで借入をされる場合
などは事業計画が必要となりますのでご注意下さい。
今回は事業計画書よりも【強みと特徴】の方が
重要なのか?についてミナミ心斎橋エリアの
飲食テナントに特化して10年以上の実績がある
サンアクト代表の辰本が詳しく解説します。
バーを開業するのになぜ事業計画が不要なのか
不要か必要かという問いには不要と答えますが
事業計画はあるに越したことはないです。
【無計画とは失敗を計画すること】
といわれているように、何をいつまでにという
計画があるから目標に向かうことができます。
事業計画が不要な3つの理由
1.経営の順序が違う
経営とは【顧客の創造と保持】である
アメリカの経営の父P F ドラッカーが
言われております。
どうやって見込み客を見つけだし
常連さんになってもらえるように
創意工夫するかが経営者にとって
最も大切な仕事です。
2.時間がかかる
何年後に○○するという計画を考えてみても
案外、書けない人が多いです。
そこに時間をかけるぐらいなら
もっと簡単にできることから
やることをおすすめします。
3.計画通りにいかない
多くの方はバー開業後『こんなはずではなかった』
と言われます。
こんなはずの【こんな】とは集客の
場合が多いです。
バー経営で優先するべき3つのこと
1.資金調達
経営はどれだけ黒字でも現金が無くなれば
廃業です。
逆にどれだけ赤字でも現金さえあれば
経営は続けていけます。
資金繰りは経営者にとって重要な仕事に1つです。
2.強みと特徴をつくる
あの店は○○がいいよな
○○なあのBARに行こう
この○○がお店の特徴であり強みです。
強みと特徴があるからわかりやすく
覚えられやすくて選ばれやすいんです。
3.友人知人にPRする
開業すると決めたらこれまでの友人・知人には
付き合いの長さや深さに関係なく
なるべく多くに方にお知らせしましょう。
その方の知り合いがまた知り合いを連れてきてくれる
レジャービルの空中階にあるお店にフラッと
入ってこられる方の割合は年間数名ほどです。
バーを開業するのに【事業計画書は不要】その理由を解説まとめ
いかがでしたでしょうか?
何事も優先順位が大切です。
お金が無いと商売は始められません。
次に強みと特徴が無ければお客さまから
選んでもらえません。
それらを実行する手順として計画を立てるための
事業計画なら早めに作るのもアリだと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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