バーなど飲食店の居抜き物件を契約して起こりうる3つのトラブルについて解説

バーなど飲食店の居抜き物件を契約して起こりうる3つのトラブルについて解説

みなさんこんにちは!

 

飲食店の開業などで居抜き物件といえば

 

「初期費用を抑えられる 」

 

「設備がそろってるのですぐ開業できる」

 

などいいとこばかりに思えますが

気をつけないと思わぬトラブルが

あることを知っていますか?

 

 

今回は、居抜き物件で起こりえる

トラブルについて説明していきます。

初めての【バー開業】知っておきたい居抜き物件3つのメリット・デメリットを徹底解説

居抜き物件で起こりえる3つのトラブル

 

それでは、居抜き物件で気をつけたい

3つのトラブルについて説明していきます。

①設備が使えない

居抜き物件には、多くのケースで

エアコン、冷蔵庫、製氷機などの

設備が残置されておりますが、

 

物件契約後、いざ使おうとした時に

故障が発覚するケースがあります。

 

こうなる可能性を少しでも減らすために

契約前に設備の動作確認をするようにしましょう。

動作確認時の2つのポイント

 

①電源を入れて30分は稼働してみましょう

 

冷蔵庫と製氷機、エアコンなどは

その性質上、確認に少し時間を

取ったほうが良いでしょう。

 

電源は入ったけど冷えない

暖かくならないということは

起こりえますので、

最低でも30分は稼働させ

本当に大丈夫かチェックしましょう。

 

②温水洗浄便座もチェックしましょう

 

これはご自身で実際に使ってとなると

かなり抵抗があるかと思いますので、

大きめのビニールをかぶせてテストする

など工夫をすると良いでしょう。

 

(※動作確認時に問題がないケースでも

物件契約後の故障に関しては、

基本的に修理費用は借主負担になります。)

②防水工事が必要だった

 

ミナミのレジャービルでは

築40年以上というビルが数多くあり、

経年劣化でキッチンなど

水回りの防水機能が低下していて

水をまくと下の階に漏水してしまう

ことがあります。

 

衛生面が気になるので、

掃除の際は絶対に水をまきたい

という方は、必ず防水工事を

するようにしましょう。

③退去時はスケルトン返しだった

 

居抜きで借りたので、退去する時も居抜きで

出られると思っていた。

 

この勘違いとても危険です。

 

大前提として覚えていただきたいのは、

基本的に店舗物件の契約は

スケルトン渡しのスケルトン返しです。

 

居抜きで借りられるのは、

あくまで貸主さまの配慮によるものです。

 

ですから、退去時の引渡し状態が

スケルトン返しになっていないか

しっかり確認してから

契約するようにしましょう。

トラブルが不安ならリース物件がおすすめです

 

リース物件とは、貸主側で物件を

使える状態にして貸していただける

契約形態で、基本的に設備の動作保証を

していただけます。

 

また、スケルトン返しを求められることは

まずないと言ってよいでしょう。

 

貸主側で店舗内装を整えるなど

費用をかけたうえでの貸し出しになるため

居抜き物件よりは初期費用が高額になる

ケースが多いですが、いろいろ不安なことを

減らしたいという方にはリース物件を

おすすめします。

居抜き物件トラブル まとめ

 

居抜き物件を借りる際に

気を付けていただきたい点は3つです。

 

①設備の動作確認を忘れない

②必要に応じて防水工事をする

(防水工事をしないなら水をまかない)

③退去時の引渡し状態を確認する

 

スケルトン物件にくらべ安く、早く開業できて

人気の居抜き物件ですが、

しっかり確認してから契約しないと

後で思わぬ費用負担が発生してしまいます。

 

契約前の事前確認を怠らないようにしましょう。

 

ミナミ心斎橋エリアで初めて飲食店を開業される方は

ぜひサンアクトへご相談ください(^^)v

 

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