みなさんこんにちは
居抜き物件を探す際に時々みかける
『造作譲渡つき居抜き物件』
今回は、そんな造作譲渡つき居抜き物件を
借りる際に、起こりえる失敗事例について
解説したいと思います。
契約する前に、しっかり確認しておけば
失敗せずに造作譲渡付き居抜き物件で
開業いただけ、開業費用の節約等も可能に
なるでしょう!
造作譲渡つき居抜き物件でよくある3つの失敗事例
① 退去時の原状回復条件を確認していなかった
居抜きで入居しても退去時には
スケルトンにして退去しなければ
いけない契約条件の物件もあります。
退去時の原状回復条件は、しっかり
確認してから契約に臨みましょう。
【参考記事】
② 造作譲渡対象だと思い込んでいた備品が対象物ではなかった
店内を内覧時に確認して、造作対象物が
何をさしているのか確認せずに
契約をしてしまったら…。
契約後、対象物だと思っていた物は
リース対象で、結果的に前入居者の
退去とともに撤去された。
なんていう話も聞きます。
造作売買対象物が何なのか?
しっかり確認してから検討しましょう。
③ 造作譲渡で買い取った居抜き物件のレイアウトがしたい業種に不一致だった
極端な例ですが、居酒屋さんの跡だから
ラーメン屋さんが、そのまま出来ると
思って、店内造作物を買い取ったら…。
厨房区画が合わず、結局全て壊さないと
いけなくなった。
なんていう事態になると、造作譲渡費用に
プラスして、解体費用まで発生します。
内装業者等に確認して、本当に使える
造作対象物なのか検討してから買い取りしましょう。
造作譲渡つき居抜き物件の3つの利点
① 開業までの期間を短くできる
造作譲渡つき居抜き物件の場合
店内コンディションが良好な物も多く
壁の色を変えるだけで即営業可能な
物件等もあります。
そんな場合は、即営業開始が可能で
開業までの時間を大幅に節約できるでしょう。
② スケルトンからの作成より施工費用が抑えられる
造作譲渡金を払っても、スケルトンからの
施工費用より安く、理想的な店舗を造る事が
出来る場合もあります。
内装業者や、不動産業者に確認や相談をすれば、
店内造作を買った方が結果的に節約できる事も
ありますので信頼できる専門家に相談しましょう。
③造作譲渡対象の厨房機器類がそのまま使える
造作譲渡つき居抜き物件の場合、
造作譲渡金額を決めるのは、
現在の入居者さんです。
物件によりけりですが、厨房機器や
店内備品を自分で一から買いそろえるより
はるかに安く開業できる場合があります。
はじめたい業種の機器類がどのくらい費用が
かかるのか、内覧前の予備知識として調べておくと
判断基準ができて良いでしょう。
造作譲渡つき居抜き物件でよくある3つの失敗事例 まとめ
・退去時の原状回復条件を確認
・造作譲渡対象物の確認
・物件のレイアウトがしたい業種に不一致ではないか
これらを確認したうえで、ご自身にとって
造作譲渡つき居抜き物件がメリットになるか
確認して、判断いただければと思います。
ミナミ心斎橋エリアでテナントを探していて
造作代や造作譲渡といったキーワードが出てきて
ちょっとよくわからない
このまま契約まですすめていいの
もっと詳しく説明してほしい
など不動産の造作売買に関することで
不安に思われた方はお気軽にご相談ください。
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