みなさんこんにちは!
飲食店を廃業(閉店)される際に
通常の「物件解約」ではなく
「店舗売却」という方法があるのを
ご存じでしょうか?
自分で購入した冷蔵庫やエアコン、厨房機器など
まだまだ使える設備があれば
「店舗売却」を伴う物件退去をすることにより
退去時のスケルトン費用が節約できたり
売却による収入を得られるケースもあります。
その「店舗売却」を行う際は
注意すべきポイントが3つあります。
店舗売却時の注意点①勝手にはできない
そもそも物件を返却する際に
物件をどのような状態で貸主さんへ
返却する契約内容なのかを
知っておきましょう。
店舗売却を貸主さんに許可してもらう必要あります
物件を借りる際には、契約書には
「明渡し時の原状回復」
という内容がほとんどの場合に
記載されています。
注意すべき点は、契約書に
「退去時には店舗売却・造作売買は認めない」
「乙(借主)が持ち込んだ物は退去時全て撤去すること」
などの文言がある場合は
貸主さんから店舗売却を認めてもらえない
ケースがあります。
このケースでは、貸主さんには誠意をもって
「店舗売却の許可と貸主さんのメリット」
をお願いすることが良い方法だと思われます。
解約と同時に次の入居者を紹介すると認められやすい
「自分のお店を設備ごと全部引き継ぐ」
という次の入居者を事前に見つけておき
「次に入居したいという人がすでに居て
その人が今ある設備をそのまま残してほしい
と言っている」
このような状況で貸主さんへお願いすると
「次の入居希望者がいない」状況よりも
店舗売却を認められやすくなる傾向があります。
店舗売却時の注意点②店内清掃や設備メンテナンス
売却したい店舗とその内部にある設備は
清潔な状態を保っておく必要はあります。
物件を内覧される方へ印象良く見せること
やはり誰でも綺麗で清潔感があるほうが
良い印象を持ちます。
特に飲食店で使われる設備は
清潔感が大事ですので
内覧される方が、次に入居して
料理を作るシーンを想像できるような
綺麗な店内状態は保ちたいですね。
清掃費やメンテナンス費
売却したい冷蔵庫やエアコン
テーブルや椅子などの設備に
汚れや古さが目立ってしまうと
見る人は
「最初に清掃費用が余計にかかるなぁ」
と思ってしまいます。
店舗の設備を買ってほしいと思うなら
綺麗な状態にしておくことは
非常に大事なポイントです。
内覧のポイントになりやすいエアコン
トイレ、厨房機器などは事前に十分な
清掃を行いましょう。
また、倉庫やバックルームにゴミや
不必要なものがないか確認し、内覧時の
印象が下がらないように注意しましょう。
そして店内の設備について故障や不具合がないか
確認しておくことも重要です。
店舗売却時の注意点③プロの力を借りる
事業用物件の契約、特に飲食店舗の契約に詳しい
不動産会社の力を借りることをおすすめします。
店舗専門の不動産会社へ頼むのがベター
不動産業界は多様なジャンルに分けられます。
賃貸住宅や売買を専門に取り扱う不動産会社より
飲食店舗売却に慣れている不動産会社へ
依頼したほうがよいでしょう。
飲食店舗の造作物とは
一般的に使われている「造作」という言葉ですが
どのようなものを造作と呼ぶのか?
そもそも造作とは?
建物の構成部分以外の、建物内部に
取り付けられた設備のことをいいます。
飲食店の造作売買では、これに加え
各種厨房機器、椅子、テーブルと
いった動かせるものまで含めて
「造作」と呼ばれています。
もし不具合があった場合には事前に
整備を行うことが望ましいですが
間に合わない場合には隠すのではなく
正直に説明を行いましょう。
飲食店の店舗売却の際に気をつけるべき3つのポイントまとめ
飲食店舗の売却をされる場合は
事前に店舗売却に慣れている不動産会社を選び
物件内部の清掃メンテナンスをしっかりと行い
貸主さんの理解を得られるような話をする
ということが大事だと思います。
サンアクトはこのような依頼を過去に多く
承ってきましたので、心斎橋エリアの店舗売却に
関して必ずお役に立てる自信があります。
心斎橋エリアで開業の際に気になる事や分からない
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