みなさんこんにちは！
ミナミ心斎橋でバーを閉店される際は
「造作売買」による解約、退去をおすすめします。
バーの造作売買とは
物件を解約し返却する際に
自分で買って物件内に設置した設備や内装を
次にその物件へ入居したい人に
買ってもらうことをいいます。
バーの造作売買成立のための要件
①まずは専門の不動産会社へ相談しましょう
物件を借りて貸主さんへ返却する場合
通常は「物件を借りた時の状態にして返す」
というのが原則です。
よって、自分で購入し室内に設置した物は
退去時に持って出ないといけません。
造作売買で次の入居者に「冷蔵庫を買ってもらいたい」
こんな場合は、本来なら持って出ないといけない
冷蔵庫を物件内に置いていくことになるため
貸主さんに許可をもらわなければなりません。
上記の流れを一般の人が単独でやるよりも
「バー造作売買」に慣れた店舗専門の
不動産会社に相談し協力を依頼するほうが
効率良いでしょう。
②何が売り物になるのか
借りている居抜き物件内にある物の内
どれが私物でどれが元々置いてあった物なのか
把握しておきましょう。
基本的には自分で購入した設備や
自分で投資して造作した内装などが
造作売買の対象物となります。
③造作売買金額の設定
売値は自由に設定できます。
但し、あまり高い設定だと
売れる価値のある物も売れず
買ってくれる人が現れるまでに
相当の時間を要する場合があります。
金額の設定には専門の不動産会社へ
相談されることをおすすめします。
④買ってくれる人を探す
◆次に入居したい人
◆売りたい造作を買いたい人
これらを探す必要があります。
自分の知り合いの中で探すもよし
造作売買に慣れた不動産屋さんへ
頼むのもよし
自分が売りたい物を買ってくれる人を
探しましょう。
心斎橋でのバーの造作売買、メリットとデメリット
造作売買のメリット１ 解約予告期間の賃料負担が減らせる
一般的には物件を解約するために
書面で貸主さんへ「退去意思」を示してから
3ヶ月後に正式に退去できる契約内容と
なっているケースが多いです。
しかし、「造作売買」での募集によって
早期に次の入居希望者を見つけることができれば
本来自分で負担しなければならなかった
正式退去日までの賃料等負担を
次の入居者に支払ってもらえる可能性があります。
造作売買のメリット２ 原状回復費用がゼロになる
通常、居抜き物件を借りて、返す時には
「原状回復」という「借りた状態に戻す」
必要があります。
自分で購入した物全てを、退去時には
撤去する必要があります。
造作売買によって、次の入居者が見つかれば
その、本来自分が撤去しなければならなかった物を
物件内に置いていくことができる場合があり
その撤去費用が浮くことになります。
造作売買のメリット３ 造作売買による収入が得られる
物件退去時、本来は自分で処分しなければ
ならなかった設備や内装も、次に入居を
希望する方に買ってもらうことにより
収入とすることができます。
造作売買のデメリット
自分で次の入居希望者を探す場合も
不動産会社へ依頼し募集してもらう場合も
いずれにせよ、
「近い将来にお店が閉店する」
ということが世間に知られてしまいます。
営業を続けながら、ひっそりと次の入居希望者を
探すこともできますが、どこかで情報が漏れることは
ありえます。
「あのお店、どうも閉店するらしい」
という噂が流れることは
営業を続けるお店にはマイナス要素と
なるかもしれません。
サンアクトでは、東心斎橋・宗右衛門町・心斎橋筋での
BAR開業のサポート実績が年間１００件以上あります。
バーの造作売買については
お気軽にご相談下さい(^^)
最後までお読みいただきありがとうございます。
