みなさんこんにちは!
コロナ渦でもミナミ心斎橋エリアでは
『スナックやバー』を開業したいという
お問い合わせがかなり増えております。
2021年3月末には東心斎橋のエリアに50棟以上
レジャービルを所有されている某ビルの
入居率は100%となりました。
大きな理由としては2点
1.縮小移転
路面店や20坪以上のテナントを借りていた方が
固定費を抑えるために縮小移転でレジャービルの
空中階へ移転するケース
2.これまで勤務していたお店からの独立
席数50席以上の飲食店で勤務していたり
ラウンジやキャバクラに勤めていた方が
仕事が減り、レジャービルで10坪以下の
スナックやバーを探すケース
今回は特に2のケースで、はじめてバーやスナック開業
される方へ開業資金はいくらぐらい必要かについて
くわしくお伝えしたいと思います。
スナックやバーの開業資金の平均は?
8坪の物件で試算
例として、1人でできる総席数12席まで
8坪ほどの物件の場合で試算すると
居抜き物件なら約150万円
スケルトン物件なら600万円が
目安でしょう。
居抜き物件を利用の場合の開業費用
・開業資金:約150万円
うち物件取得、改装費用:約65~100万円
店内備品+お酒の仕入れ代50~80万円
合計 120~180万円 が目安でしょう。
スケルトン物件を利用の場合の開業費用
・開業資金:約600万円
うち物件取得・改装費用:約420~500万円
店内備品+お酒の仕入れ代50~80万円
以上が、一般的なスナックやバーの開業資金平均です。
『スナックやバー』と一言で言えど
様々なビジネスプランがあり、
業態により開業資金の金額は変わってきます。
【参考記事】物件契約の際に必要な費用についてはこちらもご覧ください↓
開業するなら事業計画書も作成しましょう
ご自身でされようとしているお店の業種形態から
まずは事業計画書を作成しましょう。
成功をイメージすることが大切
事業計画書には、自分の夢や希望全てを書き込みます。
出来る事、出来ない事は考えずに、
まずアイデアレベルでも構いません。
全て書き終えたら、実現に向けてリアルな
数字を算出していきましょう。
新規オーナーの場合、自分のやりたい事を
考えるだけで、実際に必要となる金額を
知ってから挫折するパターンが多いです。
しかし、現実を直視しなければなりません。
自分で作成した事業計画書を基にリサーチし、
内容を決めていきましょう。
利益を出すための理想的な原価率とは?
飲食店が儲けを出そうと思ったら
売値 > 仕入れ値 にするのは当たり前ですが、
売値が高すぎても安すぎてもいけません。
ではどの程度に設定すればよいか?
スナックやバーの原価率は20%前後に設定
一般的な飲食店は目安として原価率は売値の
30%とされています。
300円で仕入れ1000円で売るこのような
イメージです。
ミナミ心斎橋のスナックやバーの原価率平均は
だいたい13~25%ぐらいです。
これは、フードメニューを提供しているかと、
ドリンクの提供価格の差になります。
FLコストも理解しておく
飲食店を営業していく上で
売上の最大化も大切ですが、
並行してコストを最小限に抑えることも
利益を確保する上で大切です。
これが「FLコスト」という考え方です。
BARやスナックのFLコスト
FLコスト=原材料費「FOOD」+人件費「LABOR」
FL比率=原材料費「FOOD」+人件費「LABOR」÷売上
👆このような式になります。
バーやスナックなら、このFL比率を50%以下に抑えていくことが、
より安定した飲食店経営をする上で大切な要素となります。
【参考記事】スナック経営のランニングコストについては、こちらもご参考に↓
スナックやバーを開業する際に開業資金はいくら必要か?まとめ
いかがでしたでしょうか?
8坪程度の物件の開業までの費用としては
・居抜き物件なら約150万円
・スケルトン物件なら600万円
が目安になるのではないでしょうか。
また、お店の開業資金を計画する際、
これらを踏まえて計画すると、
より現実的な実効性の高い計画が
できるのではないかと思います。
開業費用の節約も考えると、
店内状態の良好な居抜き物件を
検討されるのが特におすすめです。
【参考記事】物件の探し方についてはこちらもご覧ください↓
サンアクトはこのエリアの飲食店舗に特化して10年の実績
これまでに仲介してきたお店は500店舗以上
そんな私たちだから、お役に立てることがあります。
ミナミ心斎橋エリアで初めてバーを開業される方は
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