みなさん、こんにちは
サンアクトの店舗アドバイザー岩崎です。
飲食テナントを契約する際の審査って
何を見られるのか分からないという方
けっこう多いのではないでしょうか？
今回は飲食店の物件契約時の入居審査で、
家主さんが気にするポイントを
心斎橋の飲食店舗仲介に特化した
サンアクトでの経験をふまえて
ご説明したいと思います。
テナントの入居審査を有利に進めるための３つの心得
物件の入居審査を有利に進めるために何が大切か？
その心得は以下の３つです。
心得その壱 信用のある連帯保証人を確保する
心得その弐 どんなお店になるか明確に伝える
心得その参 希望条件を要求しすぎない
家主を不安にする要素をなくす
なぜこの３つの心得が重要かといいますと
これらと逆のことをすると家主さんを
不安にさせるからです。
審査で大切なことは、いかに家主からの
イメージを良くするか、入居後の不安をなくせる
かがポイントとなります。
テナントの入居審査は家主の視点で考えよう
それではそれぞれの項目について
その意味合いを家主目線で見ていきましょう
１. 信用のある連帯保証人を確保する
テナントを貸す家主側にとって連帯保証人は
とても大切です。
家賃滞納が発生し、契約者と連絡がつかない
ような事態が起きた時でも、
すぐに連絡がつきそうな連帯保証人か？
支払能力は十分あるか？
この辺りが気になるポイントになります。
①親族かどうか？
連帯保証人が親族かどうかというのは
重要なポイントです。
友人だと３年後、５年後も友人である保証は
ありませんが、親族は何年たっても関係性は
変わりません。
連絡のつながりやすさという視点で
親族は理想的な連帯保証人となります。
②支払い能力はあるのか？
いくら親族でも無収入・低収入だと
家賃滞納があっても支払ってもらえない
おそれがあります。
ですから安定した収入があり支払い能力が
十分あることが連帯保証人に求められます。
２. どんなお店になるか明確に伝える
貸した物件がどんなお店になるのか？
家主さんはビルの風紀が乱れることを
とても気にされます。
①飲食店の場合 気になるポイント
入居予定のテナントが飲食店の場合、
どんなジャンルの料理を出すお店か？
匂いや煙はでないか？
油を大量に使って排管がつまらないか？
など他の入居テナントや建物自体への
影響などを心配されます。
②バーなどナイト系テナントの場合
バーなら騒音など大丈夫か？
どんなお客さんが出入りするのか？
営業時間はいつまでか？
などトラブルになる要素がないか
などを心配されることが多いです。
③分かりやすくまとめて伝えましょう
どのようなお店になって
どのような使い方をするのか
またどんなお客さんが来るのかを
家主さんへしっかり伝えることが大切です。
既存店舗があるなら、それらの情報を
新規出店なら、モデル店舗の情報を
写真などを交えて分かりやすく
まとめてから伝えるとよいでしょう。
３.希望条件を要求しすぎない
お客さまの中には言ったもん勝ちという姿勢で、
とりあえず入居にあたっての要求は全部言っておこう
と思われている方が時々おられますが、
これは大きな間違いです。
家主目線で考えると入居段階で
これだけ要求してくるなら、
入居後ももっと要求されるのではと
警戒心が生まれます。
①希望条件をしぼる
もし家賃減額とフリーレント期間を
多めにもらいたいなど複数の要求があったとしても、
店舗運営をしていく上で１番影響のある要素を考え
どちらかに絞る方が良いでしょう
②根拠を明確にする
なぜその要求が必要なのか
明確な理由を根拠をつけて説明すると
家主さんからの印象も良くなるでしょう
家主にどれだけ好印象を与えられるかが大切
物件契約審査を有利に進めるには、
家主さんにどれだけ好印象を
与えられるかが大切です。
そのためにマイナスとなりえる要素は
なるべく減らして申込みましょう。
飲食テナントの入居審査で大切な３つの心得 まとめ
心得その壱 信用のある連帯保証人を確保する
心得その弐 どんなお店になるか明確に伝える
心得その参 希望条件を要求しすぎない
物件契約審査を有利に進めるためには、
以上３つの心得をふまえて申込内容を
まとめると効果的です。
サンアクトは心斎橋エリアに特化して
13年以上の実績がありますので、
ビルごとにそれぞれの家主さんが
気にされるポイントなどをふまえた
アドバイスが可能です。
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