みなさん、こんにちは
ミナミの店舗アドバイザー
サンアクトの岩崎です。
バーを開業されるお客様で
『ダーツを置きたい』と言われる方も
多くいらっしゃいます。
そこで今回はダーツバーをされるお客様から
質問されるダーツの設置に必要な条件などを
詳しく説明します。
バーでダーツを設置する場合、必要なスペースとは?
一般的にダーツマシンを置く場合、
約2坪(約6.6㎡)のスペースが必要と言われています。
「意外と場所をとるな」と思われた方や
「その程度でいいの」と思われた方
感想は人それぞれ違うと思いますが、
なぜ2坪のスペースが必要となるか説明します。
考える上で必要な要素は以下の2点です。
ダーツスペースが2坪必要な理由
①ダーツマシン本体の大きさと種類
まずダーツマシン本体の大きさを見ていきましょう。
ダーツといえばダーツライブとフェニックスが有名ですが、
それぞれの寸法は以下のようになります。
ダーツライブ シリーズ
高さ 240cm
幅 74cm
奥行 52.5~57.5cm
フェニックス シリーズ
高さ 215~251.5cm
幅 70~74cm
奥行 60~60.5cm
②基本ルールで定められた高さと距離
次にルール上、必要な距離を確認してみましょう。
👆こちらの図が、ダーツのルールで定められた基本の距離になります。
①のダーツマシン本体の大きさ
②のルール上、必要な距離
この2つの要素から
ダーツをお店に設置する場合、必要となるスペースは
以下のようになります。
≪天井の高さ≫
ダーツマシン本体の高さ+15cm
≪壁からの距離≫
壁からスローラインまでの距離が約270cm
それに投げるスペース分を考慮して+60cmとすると
約330cmほど必要になります。
≪幅≫
ダーツマシン自体の幅が約74cmなので
上級者のみなら、その幅でも大丈夫かもしれませんが
安全に遊ぶためには約200cmほど確保する必要があります。
これらを踏まえて計算すると
壁からの距離330cm×幅200cm=66000㎠=6.6㎡=2坪
となりダーツ設置に必要な広さが分かります。
ダーツ設置の際に天井の高さが足りないと設置は無理?
結論:設置可能です
ただし、ここでよく問題になるのが
天井の高さです。
高さ240cmほどのダーツマシンが多いようですが、
それに設置に必要なゆとり15cmをプラスすると
天井の高さが255cmも必要になりますが、
実際、レジャービルでそこまで高い物件は
なかなか見つかりません。
「それじゃ、ダーツ設置は無理なのでは?」と
思われた方、ご心配いりません。
なぜなら、ダーツの高さにはモニター部分の高さも
含まれているからです。
下の写真のようにモニター位置を変えれば、
天井の高さが足りなくても設置は可能です。
👆こちらのケースでは、カラオケのモニターに
ダーツの機械を接続して解決いたしました。
👆また、ダーツ付属のモニター自体を
ダーツマシンの横につける方法もあります。
このように天井の高さが足りなくても
ダーツマシンの設置は可能です。
ダーツマシン設置に必要な距離とスペースとは?まとめ
ダーツ設置に必要な広さは約2坪
高さは255cmあればほとんどの機種を
設置可能ですが、足りない場合は
上記のモニター位置を変える方法で
設置できますので、210cmあれば
大丈夫でしょう。
あとは、壁からの距離330cm安全に遊べる
幅200cmを確保しましょう。
≪ダーツ設置に必要なスペース≫
高さ:理想255cm以上(最低210cm)
距離:330cm
幅 :200cm
ダーツはカラオケと並んで、
場を盛り上げるツールになります。
上手に活用して売上アップに
つなげてみてはいかがでしょうか?
【参考記事】
深夜営業をお考えの方はこちらの記事も役立ちます👇
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