バー開業【保健所の現地調査】不備があると当日に許可が下りないこともあります!

バー開業【保健所の現地調査】不備があると当日に許可が下りないこともあります!

みなさん、こんにちは!

 

心斎橋エリアで店舗専門の不動産会社に

特化して10年のサン・アクトで

300件を越える居抜き物件を見てきた

店舗アドバイザーの岩崎です。

 

今回は、心斎橋でバー開業を急がれている方で

飲食店の営業許可を取りたいけど、

保健所の現地調査でどこを見られるのか

よく分からないので不安という方に向けて

最低限おさえておきたいポイントについて

くわしく説明します。

 

この現地調査、事前に申請した図面を

もとにチェックされるのですが、

不備があると肝心の営業許可がおりません。

 

調査当日、不備があり保健所の方が帰られた

ケースも過去にありました。

 

そうなると再度調査日を調整するため

また1週間、2週間とずれこんで、

当初予定していたオープン日が大幅に

遅れてしまうおそれがあります。

 

そうならないためにも、今回お伝えする

重要なポイントをしっかりおさえて

保健所の現地調査に臨んでください。

 

保健所の現地調査で重要視されるのは衛生面

 

保健所の現地調査において、

調査員が重点的に確認するのは

衛生面に関わるところです。

 

なぜ衛生面が重要視されるのか?

 

なぜ衛生面が重要視されるか?

結論からいいますと、保健所が許可した施設から

食中毒を出さないためです。

 

保健所の業務は多岐にわたりますが、

生活衛生に関する分野が

今回の飲食店営業許可に該当します。

 

許可した施設から食中毒を出さないために

衛生安全面のチェックを重点的に行います。

 

保健所の現地調査で重要な4つのポイント

 

それでは具体的に重要な

4つのポイントを見ていきましょう。

 

①手洗いとハンドソープは設置されているか

 

👆こちらのようにハンドソープを入れる

容器がついているのは、かなりレアなケース

で、下の写真のようなタイプが一般的です。

※これらのタイプで許可が下りるのは、

2021年5月31日までとなっております。

 

2021年6月1日以降は、タッチレス水栓、足で踏んで

水を出すタイプや肘で操作可能なレバー式など

が必須となります。

 

詳細については、6月のお役立ちブログにて

お知らせいたします。

 

※保健所立会時にハンドソープをお忘れないように

ご注意ください。

 

②二層式シンクはあるか

 

ここで気をつけたいポイントは、

お湯が出る方の蛇口が左右どちらの

シンクにも届く必要があります。

なぜ二層式でないとダメなのか?

 

二層必要なのには、理由があります。

 

一層は食材などを洗う用、

もう一層は汚れた食器などを洗う用

というように衛生的に使い分けるため

一層式シンクではなく、二層式シンクが

必要となります。

 

③お湯は出るか(二層式シンクのところへ)

 

ガス給湯器

電気温水器

 

お湯を出す方法は2種類あり

ガス給湯器または電気温水器が

必要になります。

 

※現地調査時に気を付けたい注意点

 

ガス給湯器ならガス、電気給湯器なら電気を

それぞれ現地調査で保健所の方が来られるまでに

物件内で使用できる状態にしておくことです。

 

電気に関しては、ビル貸主を通じて使える状態に

なっていることが多いですが、ガスに関しては、

物件借主とガス会社で個別契約というケースが

多いため特に注意が必要です。

 

④扉付き食器棚はあるか

 

一般的にスナック等の居抜き物件だと

上の写真のようなボトル棚がついていることが

多いです。

 

このように扉がついていて食器にほこりや虫など

が付かないよう衛生的に保管できることが重要です。

 

ごく稀にバック棚がない居抜き物件があるのですが、

そのようなケースでは、上の写真のような

簡易の食器戸棚をおいて対応することも可能です。

 

保健所の現地調査で+α 気をつけるポイント

 

床の排水口について

 

保健所からの許可をいただく上で

必須というわけではありませんが、

床排水があるかも確認されます。

 

拡大すると👇

この床の排水口ですが、物件によっては

ついていないことがあります。

 

では床に排水口が存在しない物件では、

営業許可がおりないかといえば、

そうではありません。

 

一般的にバーのような、フードメニューは

乾きもの程度のおつまみしか提供しない

業態だと、床排水がなくても衛生的な問題が

少ないため営業許可がおります。

 

現地調査をクリアするためには衛生面に関わるところが重要

 

繰り返します。

 

保健所が衛生安全面を重要視するのは

 

食中毒を出さないためです。

保健所の現地調査を滞りなくクリアするために

重要な要素は衛生面に関わるところです。

 

現地調査に臨む前に今一度、

漏れがないかしっかり確認しましょう。

 

【参考記事】こちらも飲食店の営業許可を急がれている方におすすめ👇

心斎橋エリアで『飲食店営業許可』申請手続きを取る方法を【完全解説】

まとめ

 

飲食店の営業許可をとる過程で行われる

保健所の現地調査において

最低限おさえておくポイントは以下の4点です。

 

①手洗いとハンドソープは設置されているか

②二層式シンクはあるか

③お湯は出るか(二層式シンクのところへ)

④扉付き食器棚はあるか

 

これらの点に気を付けてしっかり準備してください。

 

サン・アクトでは、お客様の80%が新規開業の方

ということもありまして、バーの開業に必要な

各種業者をご紹介するフォローアップ体制が

整っております。

👆これらは、サン・アクトがご紹介できる

各種業者の一覧となっております。

必要に応じてお客様へお繋ぎできますので、

開業の準備をしっかりとサポート可能です。

 

心斎橋エリアでスナック開業をお考えの方は、

ぜひ株式会社サンアクトへお越しくださいませ。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

☆心斎橋や長堀橋で賃貸店舗・居抜き物件を

お探しならサン・アクトにおまかせください☆

 

物件探しや開業準備、気になることは

お気軽にご質問ください👇

LINE質問    ライン サンアクト質問箱

サービス情報  サン・アクトでできること

バー・スナック開業のお役立ち情報カテゴリの最新記事