皆さんこんにちは!
やる気満々で物件を探し始めたけど
結果的になぜか物件契約に進むことができず
BAR開業自体ができなかった人の特徴を
これまでミナミ心斎橋で約250組の新規出店に
関わらせていただいた私からご紹介させていただきます。
下記①~③の全てに当てはまる人は
統計的にみても私の経験上でもBARの出店は
「今のところ難しい」と思われます。
しかし、下記①~③のうち
1つ2つのみ当てはまるのであれば
BAR開業へ向けて進められると
思いますので諦めずに物件探しを始めて
いただければと思います。
【参考記事】
①「いつかやる」ではなく「いつやる」と決めているかどうか
物事、何でも「期日」は大切です。
特に仕事に関することは。
やはり、人の行動は期日を定めないより
期日を定めたほうが、本気度は自然と高まると思います。
BAR開業期日を決めない場合の2つの利点【期日なしの場合】
1.物件選びに妥協をしなくてよい
(好みの物件が出るのを待てる)
2.多くの物件情報を見て知ることができて知識が増える
BAR開業期日を決めない場合の4つの欠点【期日なしの場合】
1.期日がないため、いつまでも物件を決められない
2.リアルタイムでの情報収集意欲が落ちて新情報を見逃す
3.間延びをしてBARをやる気・意欲が低下してしまう
4.BAR開業のための手持ち資金が目減りする
BAR開業期日を決める場合の3つの利点【期日ありの場合】
1.収入が発生する(お金が入る)日が明確にわかる
2.時間に限りがあるため物件探しの本気度があがる
3.目標に近づける
BAR開業期日を決める場合の2つの欠点【期日ありの場合】
1.もう止めることができない
2.現在の職を失う(退職する、退職する日が決まる)
②資金に余力がない
グラスや皿などお店オープン準備資金
自分1人だけでBAR営業する場合は
およその物件の広さは5~8坪です。
この場合の物件を借りる際に必要な費用は
50万円~100万円ほどです。
「物件は良いのが見つかったけど
手持ち資金をほとんど使いきってしまう」
このような状況になった時にほとんどの方が
一旦物件取得を諦められますし
私としても
「一旦物件取得を諦めたほうが良い」
と思います。
なぜなら、
いざ物件が見つかったら次に思い浮かぶ光景は
お店オープンまでのリアルに必要な物を買いそろえるシーンです。
実際にお店をオープンするとなると
物件を借りるだけでなく名刺を作ったり
お酒を仕入れたり内装を少しきれいにしたり
グラスや皿、ペーパーアイテムを購入したりと
少なからず費用は発生します。
このような場合には、手持ちの資金に余裕がないと
せっかく物件が見つかっても契約まで進めない
という方もいらっしゃいました。
お店オープンしてからの運転資金
お店をオープンしたからといって
必ず売上(≒利益)がすぐに入手できるとも限りません。
お店オープンはできたけど諸事情で
当面お店を開けることができなくなった...
よって、手持ちの資金は余裕をもった状態で
物件探しを始めたほうがよいでしょう。
※資金が足りるのか足りないのかこのような
ご相談もお気軽に弊社へご相談ください。
③協力者がいない
「いざ物件が見つかったのに連帯保証人になってくれる人がいない」
よくあるケースです。
特に、親族に頼めない人に多く見受けられます。
居抜き物件を借りる際はミナミの場合
99%の物件が連帯保証人を必要とする契約です。
BAR開業をしようと思うあなたを
■ 応援してくれる人は誰なのか
■ その人は契約上の連帯保証人となってくれるのか
いざ物件が見つかってから探してもなかなか見つからず
結果的に出会った物件をあきらめる
という方は意外と多いです。
物件を探される前に、まずは身近な人に頼んでみて
なってくれそうな人を少なくとも1人は
見つけた状態で物件探しを始められるのをおすすめします。
【参考記事】
いつか自分のBARを出す 結局出せなかった人の3つの特徴まとめ
・明確なオープン時期を定めず
・開業資金もあまり余力がなく
・周囲に応援してくれる人がいない
このような方はまずは
ご自分が本当にBARを開業したいのか
開業して何を得たいのか
開業して誰を喜ばせたいのか
今一度じっくりと考えてみてはいかがでしょうか。
誰しも思い立ってからそれが実現するまでは
いろいろと考えが巡るものです。
今のところは明確な時期や十分な資金、
協力者が無くてもこれから少しずつ
つくっていき、来るべきBAR開業の日に
向けて頑張ってほしいと思います。
【参考記事】