みなさんこんにちは
ミナミのバースナック、飲食店など
店舗専門不動産会社の営業マン平松です。
サンアクトが特化している心斎橋エリアで
約70棟のレジャービルを所有する
ある家主さんによると
2020年3月末にはその家主さんのビルの
入居率がほぼ100%になったそうです。
現在入居している人の退去率が
低い理由はバーや飲食店への
【コロナ時短・休業協力金】です。
その協力金がでなくなる前に物件を
解約すれば、通常は店舗の造作売買は
成立しにくいような『空中階のバーの居抜き』
でも、高値で売買出来るかもしれません。
閉店時期や、解約時期に悩んでいる
バー経営者には、ぜひこのブログを
ご参考にしていただければと思います。
今回は、いつか自分のバーを売却したい方へ
造作売買の手順とコツについて詳しく説明します。
【参考記事】
飲食店舗の造作売買とは?
借りている物件内に自分で設置、搬入した
什器備品や造作物を売買する事です。
【参考記事】
造作売買するための3つの手順
実際にどのような流れで造作売買をするのか
その手順について説明します。
造作売買手順① 解約予告期間の確認
まずはいつ退去したいかを決めて、
契約書の解約予告期間の確認と
解約時の引き渡し状態を確認しましょう。
造作売買手順② 売買希望金額を決めましょう
店内の造作に対して売りたい金額を決めましょう。
ここではあまり欲を出さず
逆に自分ならいくらで買うかを目安に
金額を決めるのが早期売却のコツです。
自分が売りたい金額を優先するのか?
早く売れることを優先するのか?
しっかり考え、金額を決めて下さい。
造作売買手順③ 不動産会社に相談
バーの売却希望額が決まれば、不動産屋さんに連絡して
どのように募集をするか相談しましょう。
物件により、店舗造作売買が禁止されている
場合もありますので、不動産屋さんや
物件の管理会社に相談するのは必須です。
【参考記事】
バー居抜きテナント造作売買3つのポイント
どんなバー居抜き物件でも売れる訳ではありません。
あくまでも買い手がいるかどうかです。
造作売買のコツ① 希少価値がある事
希少価値がある事が必須です。
『買いたい方が多く、売りたい方がいない』
このようなタイミングでなければ
売るのは困難です。
だからこそバーの空き物件の少ない今であれば、
本来なら店内造作売買の成立が難しい
レジャービル空中階のバー居抜き物件でも
買い手が現れる可能性は高くなります。
造作売買のコツ② テナント売却の募集窓口を絞る
希少価値を保つ為に、数社からの募集は止めましょう。
相談は数社の不動産屋にしても、募集窓口は1社に絞ること
おすすめします。
理由として窓口が複数になると、世間に
情報が広がるのが速く、
『その情報、さっきの不動産屋でも聞いた・・』
となると、希少価値が薄れ、値崩れを起こす原因になります。
造作売買のコツ③ 募集期間を短くする
売却の募集期間をできるだけ短く設定する。
短くて、1ヶ月、長くても、3ヶ月以内での
売却期間をおすすめします。
半年、1年とずっと売りを続ける方も
いらっしゃいますが…。
ほとんどの方が、造作売買の成立ができません。
希少価値の薄れてしまった物件は
買い手側も価値を感じなくなっています。
なるべく、短期勝負をおすすめします。
【参考記事】
造作売買が成立した場合の3つのメリット
メリット① 退去までの解約予告期間を短縮できる
店舗の契約には、解約予告期間というものがあります。
ミナミ心斎橋のレジャービルの契約の場合3ヶ月前予告が
一般的です。
【3ヶ月前予告の場合:例】
例えば9月末に解約届を提出した場合
↓
退去できるのは12月末になります。
※予告期間の3ヶ月分賃料を貸主様に支払えば即刻退去も可能です。
この解約予告期間を短くしたい場合は
即、入居可能な次の入居希望者を探し、
自分の代わりに借りてくれた場合は
特例で、解約予告期間を待たずに
入れ替わり退去が可能になる場合もあります。
メリット② 原状回復せずに退去できる
契約書に
『退去時は、スケルトンにして返却すること』や
『入居時におこなった一部造作を撤去し、
原状に戻し返却すること』などと記載がある場合
退去までに、それらの工事をおこなわなくては
退去できません。
造作売買や、店内の引継ぎでの次の入居者がいれば
これらの費用負担を失くして退去が可能になります。
【参考記事】
メリット③ 売買金額の収入が得れる
自分で設置、工事した設備や内装に値段がつけば
本来は退去することに対して費用がかかるところを
退去費用をなくし、逆に造作売買での収入が得れます。
バー経営者の方へ解約するなら今がチャンスです!まとめ
今、空き物件の少ないミナミ心斎橋では、
普段なら、造作売買の成立しにくい
『空中階のバー』テナントでも
希少価値が高いという観点から
造作売買が成立しやすいのでは、ないでしょうか?
【参考記事】
閉店時期を悩まれているオーナーさんや
退去予告期間を短くしたいオーナーさんは
ぜひこの機会に、ミナミ心斎橋エリアに特化した
サンアクトへご相談いただければと思います。
弊社は、心斎橋エリアの飲食店舗に特化して10年以上
これまでに600件以上の仲介実績があります。
店舗売却などお気軽にご相談ください。
【サンアクトお客様の声】ミナミで開業された先輩経営者の体験談など盛りだくさん